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検査内容

検査内容

Inspection

検査する 10個の工程

工程.1

基礎底盤

この工程の検査では、防湿シートの施工状況や配筋の状態を検査していきます。建物自身を支えるという役割を担う重要な工事です。

きちんと施工されていない場合はクラックやコンクリートの劣化スピードの増加などが起こり非常に危険な状態に陥ります。

工程.2

基礎立上

​この工程の検査では、基礎の立ち上がりの鉄筋のかぶり厚さ、基礎型枠がまっすぐに施工されているかやアンカーボルト等の確認をしていきます。

立ち上がり部分に土台が乗って柱が乗ってくるのでこの工程の施工精度により、耐震性などに大きく影響を及ぼします。

工程.3

土台

この工程の検査ではアンカーボルトが土台にどのように緊結されているかや土台の水平精度、基礎パッキンなどを確認します。

​アンカーボルトなどは基礎と建物本体をつなぐ重要な役割を担っています。この部分の施工精度は地震の際の揺れに対する力に直接的に影響を及ぼします。

工程.4

屋根防水

​この工程の検査では上棟後のとても大切な屋根周りの防水の検査を行います。屋根部分よく雨漏りをする箇所は平面的な部分ではありません。ほとんどが屋根と壁、屋根と屋根の継ぎ目のような箇所です。

雨漏りに直結する工程で、この部分の施工に問題がある修繕に多くの費用が掛かる場合がほとんどなので慎重さが重要です。

工程.5

構造

​この工程の検査では外部耐力面材の釘の施工方法や内部の床合板の施工方法について検査します。

外部体力面材などは、釘の施工方法をきちんとしたうえでの数値で耐震等の計算をしてます。つまり施工不良がある場合は耐震に直接的に悪影響を及ぼします。

工程.6

外部防水

​この工程の検査では、透湿防水シートや防水テープの貼り方、配管廻りの防水の仕方、サッシ廻りの防水の仕方を検査します。サッシ周りや配管回りというのはどうしても防水の施工が甘くなり、雨漏りにつながりやすい箇所です。

雨漏りがでて修繕する際は外壁をはがし、修繕をしたりすることがほとんどなので多額の費用が掛かる場合もあります。

工程.7

断熱

​この工程の検査では断熱材それぞれの種類に合った施工方法ができているかその他細かい部分の施工ができているかを検査します。断熱材は種類によって全くと言っていいほど施工方法がことなります。

​施工の不備が結露による断熱材のカビや光熱費の増加などの影響を及ぼす直接的な理由となります。

工程.8

内装下地

​​この工程の検査では、プラスターボードがきちんと施工されているかを検査します。ビスが最低限必要なピッチで施工されているかやビスがどこまで入っているか等を検査します。

PBの施工精度はクロスの施工精度に大きく影響を及ぼします。​のちにクロスの割れが多く発生したりすることも考えられますのできちんと検査する必要があります。

工程.9

外部完了

​この工程の検査はサイディングのジョイントの施工精度、外壁を貫通している部分のコーキングの状態などを検査します。ほかにも板金部分や塗装などについても検査します。

この工程の工事でのちに問題が発生した場合は足場を組んだりして修繕することになり多額の費用が発生しかねません。

工程.10

内部完了

​この工程は新築工事の最後の工程で、主に表層の工事に不備がないかを検査します。

例えばクロスに大きく割れている個所はないか、設備機器等に動作不良を起こしているものはないかなどを検査します。